保育園看護師の仕事は子どもたちの健康管理

子どもたちの健康を管理するのが仕事

保育園看護師は子どもたちの健康を預かるのが仕事です。ここでは1日のタイムスケジュールから、保育園看護師の主な仕事を紹介します。

子どもたちの健康を管理するのが仕事

看護師の資格があれば十分

保育園という場所から保育士の資格が必要だと思うかもしれませんが、保育園看護師は看護師の資格のみで大丈夫です。ただし、子どもと接するという特性上、小児科の勤務経験や育児経験のある人を積極的に採用する傾向があります。
保育園看護師の仕事は多岐に渡っています。ケガや病気の一次対応はもちろん、検温や身体検査などの健康管理、服薬の補助やアレルギーを持つ子どもたちの献立の管理、インフルエンザなどのような感染力の強い病気に対する予防措置や衛生管理、発達障害を持つ子どもの見守り、親の健康相談や保健だよりの作成、と保健の責任者として保育園全体の健康と衛生を保っています。子どもたちの健康を守るために、保育士と定期的に勉強会を開いて、てんかんやアレルギー、感染症について情報を共有するのも看護師の仕事です。

個人ワークが中心

病院ではチームごとに動きますが、保育園には看護師が1人もしくは数人しかいないため基本的に個人ワークです。自分でスケジュールを管理しなければならないので大変です。毎日のスケジュールは年間計画に沿って、毎月のスケジュールを立て、そこから週間、そして1日の予定を組み立てていきます。病気やケガなどイレギュラーな事態が起こった場合はすべての業務を中断しなければならないため、残業になる場合もあります。

タイムスケジュールを見てみよう

園によって出勤・退勤時間は変わりますが、大体8時~17時が保育園看護師の一般的な勤務時間です。タイムスケジュールを見てみましょう。
8時に出勤し、ミーティングをしたら保護者からの連絡ノートに目を通します。その後、各クラスをまわって担任の先生に必要事項を申し送りしますが、その際に子どもたちの検温や健康もチェックします。健康指導などがなく手が空いている場合は昼食の準備まで保育の補助に入ることもあります。
11時になったら昼食の時間です。服薬が必要な子どもには薬を飲ませたり、アレルギーのある子どもの食事を見守ったりします。昼食が終わったらお昼寝の時間です。担任の先生だけでは手が足りないので寝かしつけを手伝ったり、園内の清掃や消毒をしたりします。一通りの作業が終わったら昼食を食べながら休憩します。
午後からは保健だよりなどの書類を作成したり、衛生環境の整備をしたりといった仕事を進めます。子どもたちが起きたら検温や健康をチェックし、おやつの時間になったら補助に入ったり、子どもたちの保育を補助したりして退勤時間まで過ごします。イレギュラーな事態がなければ残業なく17時に退勤します。

看護師が活躍できる保育園とは

保育園看護師に興味がある人に向けて、保育園看護師の実態や悩みなどをまとめているサイトです。当サイトに関するお問い合わせは【こちらから】お願いいたします。

保育園看護師に興味がある方必見!

pagetTop Copyright (C) 2020 保育園看護師のお悩み相談所 | All Rights Reserved.