資格を取得して看護師としてスキルアップを目指す

業務内容の悩みを解決する糸口は「資格取得」

業務内容に悩んでいるなら、保育園で役立つ知識を増やすために資格を取得することをおすすめします。保育園の仕事だけではなく看護師としての幅も広がるため、今後のキャリアにも大きく影響してくることでしょう。

業務内容の悩みを解決する糸口は「資格取得」

看護業務以外の仕事も多い

保育園看護師の仕事は、子どもたちや働いている保育士たちの健康管理や保健教育、衛生管理、感染症予防対策などです。しかし、実際は保育補助の仕事も多く、看護業務に専念できるわけではありません。特にお座りしかできなかった時期の子どもや、やっと歩けるようになったばかりの子どもを対象とする0~1歳児のクラスは、成長発達の個人差が大きいため多くの人手を必要としています。そのため、担任の保育士だけではなく手の空いている保育士や看護師がフォローに入ることになります。
こうした業務が日常的に多くなると「看護師なのに」と不満に思うのも自然なことです。子どもと関わりたくて保育園看護師を選んだとはいえ、看護業務よりも専門外の保育業務が中心になってしまうと、やりたい仕事ができずジレンマを感じてしまうからです。

悩みを解決するには

保育園看護師は看護師業務よりも保健業務が中心です。看護技術のスキルアップは見込めませんが、乳幼児の発達心理など小児科領域の知識の幅は広げることができます。保育に関する資格を取得するなどして自分を磨きましょう。看護スキルがアップしないとネガティブに捉えるのではなく、看護業務以外の業務がこなせる貴重な経験ができる場であると考え、前向きに取り組むことが大切です。

保育園看護師におすすめの資格

保育園看護師におすすめの資格を2つ紹介します。まずは「臨床発達心理士」です。臨床発達心理士は子どもから大人まで、人の「こころ」をサポートするのが仕事です。発達心理学を基にしてカウンセリングを行い、心の問題を解決していきます。
臨床発達心理士の資格は発達心理学を学べる大学院に入学して2年間勉強し、資格試験を受け合格しなければ取得できません。働きながら資格を取得するのはそう簡単ではありませんが、看護師として大きく成長することができます。資格試験は年に1回しか行われていません。しっかり準備してから受験しましょう。勉強に役立つ参考書を紹介します。

2つ目は「チャイルドマインダー」です。保育園看護師は子どもたちと遊んだりする機会も多いので保育に関する資格も取得しておくといいでしょう。看護師が保育の知識を身につけるなら保育士よりもチャイルドマインダーの方が取得しやすいです。民間の資格ですが、少人数保育のスペシャリストである証明にもなります。資格を取得するには日本チャイルドマインダー協会指定の講座を受講し、認定試験に合格しなければなりません。詳しくは下記のサイトを参照してください。

看護師が活躍できる保育園とは

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保育園看護師に興味がある方必見!

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