Dさんが保育園を選んだ理由は病院以外の職場を探していたから

病院以外の職場を探していたDさん

看護師は病院やクリニックで働いているイメージが強いのですが、活躍できる場所は他にもたくさんあります。保育園もそのひとつですが、ここでは病院以外の職場を探して保育園看護師になったDさんの声から保育園看護師として働くメリットを紹介します。

病院以外の職場を探していたDさん

家庭と仕事を両立するために転職を決意したDさん

Dさんは元々整形外科で働いていましたが、結婚を機に引っ越すことになりました。これまでの経験を生かせる、家庭と仕事を両立できる、などの理由でリハビリ専門の病院に転職しましたが、日々同じ仕事の繰り返しなので仕事へのやりがいが少しずつ薄れていったそうです。人間関係は良好でどちらかといえば働きやすい職場でしたが、新しいことを学んだり、変化を感じたりすることができなくなったことがきっかけで仕事に対するモチベーションが下がっていきました。ついには日々の業務をこなすこと、定時にあがることだけが目的になってしまいました。
このような状況からDさんは転職を決意し、以前、単発で働いていた林間学校などの引率をするツアーナースや学校の保健室、健診などの仕事の経験から思い切って病院外で働くことも視野に入れて探すことにしました。

条件に当てはまったのが「保育園看護師」

病院以外の職場を探していたDさんは、転職サイトに登録して情報を集めることにしました。これまでの経験を活かせる職場、看護師の人数が多くない職場、と条件を絞り込んでいき当てはまったのが保育園だったのです。
転職してすぐの頃は小児科の経験があるDさんでも戸惑うことばかりでした。小児科の経験がこのような形で活かせることに驚きつつも、看護師が1人で子どもたちの健康管理を行う大変さを痛感し、勉強不足を感じていたそうです。
子どもの症状や状態から状況を素早く確認し、保護者にお迎えをお願いするか、受診をするかなどの判断はDさんが1人で行わなければなりません。責任の重さを強く感じていたのです。

保育園看護師として働くメリット

保育園の規模にもよりますが、Dさんが働いていた保育園は子どもの人数が70人以下だったので、看護師1人体制でした。病院のように看護師がたくさんいるわけではないので、煩わしい人間関係に心を乱されることはありません。自分で考えて行動できる気軽さがありました。
保育園で働く魅力は子どもの成長を肌で感じられることです。これは小児科では得られません。先週まで歩けなかった子どもが保育園で初めて歩いた、言葉が少しずつ出てきてやりとりができるようになった、など日常生活の中で小さな成長を直接感じることができます。その場面を保育士と一緒に共有したり、保護者へ伝える際に分かち合えた時に、保育園看護師としての楽しさややりがいを感じているそうです。

看護師が活躍できる保育園とは

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